8/26より,6回の検討会が始まりました。
この会は,
「生活者の視点で捉える看護実践を学ぼう」
をテーマに行っています。
今や,患者さん,でなく生活者としての視点が看護には重要だと言われています。
確かに,病院に来る病を持った方は患者,と思いがちですが,その方の長い人生からすると
病院にいる期間の方がほんのちいさな機会の一部です。
とすると,患者さん,と捉えるべきか,長い年月を経て成熟した生活者として捉えるべきか
自ずと答えが出てくるように思います。
准教授の山田先生が講義をされました。
山田先生が来られてから,我々の講座では成人の枠にとらわれず,生活者としてその患者さんを見るために,老年医学の知識を看護教育に取り入れています。
出席者16人の方も真剣に聞いておられます。
10~30後半の経験年数をもたれている方々で,臨床経験としては我々よりも遙かに
経験をなされている方々です。
我々も緊張しながら準備を進め,当日を迎えています。
後、五日。
課題もあり大変かと思いますが,成人看護学Ⅰ講座一同よりよい会にしていきたいと思っております。
同じように,参加していただいた方にもよりよい会に,という思いを共有しながら
お互いの意見を出し合い,生活者としての患者さんを捉えるために必要な実践を考えていきましょう。