昨年,生活者の視点で捉える看護実践の研修会を行いました。今年度も研修会を開催し,皆様と共に生活者の視点で捉える看護実践を考えて生きたいと思います。そのため,第2回の研修課の参加募集をいたします。
病いと共に生きるということは,単に病状をコントロールすることではありません。患者さんは病いによって長年培ってきた生活や家族を含む生活者を取り囲む人間関係を再構築し,病いと共に生きざるを得ないことに折り合いをつけ,奮闘している生活者なのです。そこにはもちろん,生活者だけが生きているわけではなく,共に生きる家族の存在は,看護師にとって欠かすことが出来ないケアの対象となります。
今,「患者さん」ではなく,「生活者としてのその人」を看ていくことが医療に求められています。そこで,生活者の視点で捉える看護実践とは何かを,皆様方と共に深めていきたいと思います。
日時:オンデマンド形式
課題の提出など,Web会議の日程は,後日お知らせいたします。
一次締め切り日 2月28日(日) 17時まで
二次締め切り日 3月31日(水) 17時まで
場所:オンデマンド形式
Web会議形式(Zoom)
定員:看護師20名程度
内容
1.生活者の核となるものを理解しよう
2.高齢者特有の状況を包括的にアセスメントしよう
3.暮らしに寄り添うコミュニケーションツール
4.事例から生活者の視点での看護実践を考えよう
本件に関する問い合わせ・申込先※
担当者:北谷
mail :kitatani{}med.u-toyama.ac.jp({}に@を入れてメールを送付ください)
Tel :076-434-7428
または,ホームページのお問い合わせからご連絡いただけますようお願いいたします。
主催:
富山大学地域連携推進機構 地域医療・保健支援部門 地域包括ケアシステム推進事業
「緩和ケア教育プログラム開発と推進による看護技術の質向上」
富山大学大学院研究部東西統合医療学域看護学学系 成人看護学1講座
※本研修会はオンデマンド形式をとるため,申し込み後,資料がアップロードされているサイトのURLおよびパスワードをお知らせいたします。